八幡に偉人の足跡を訪ねて
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八幡の三大偉人と言えば、まずは石清水八幡宮の社僧・松花堂昭乗。昭乗にゆかりの建物や庭、美術品が松花堂庭園・美術館で多数見られるほか、愛用の漆の四つ切り箱は「松花堂弁当」の誕生に繋がりました。
2人目は発明王エジソン。彼は白熱電球のフィラメントの改良に男山の竹を使い、実用化を成功させています。
3人目は世界で最も早く飛行原理を発明した二宮忠八。彼が飛行実験を計画したのは木津川の河川敷。後に「飛行神社」を残しました。
八幡の地で偉人たちが辿った足跡を訪ねてみるのも興味深いものです。
みどころ
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エジソン記念碑
エジソン記念碑
トーマス・エジソンが白熱電球の実用化に向けて世界中の竹を集めて実験したところ、八幡産の真竹を使って1000時間点灯に成功し実用化に至りました。石碑は戦前の1934年から守り継がれ、エジソンの偉業を称えています。
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飛行神社
飛行神社
日本で初めてゴム動力のプロペラ式飛行機を発明した二宮忠八氏創建の神社。空の安全、航空業界の発展を願います。忠八ゆかりの資料や、企業団体からの寄贈品などを観賞できる資料館も。
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松花堂庭園・美術館
松花堂庭園・美術館
江戸時代初期に華やかな寛永文化の中心となって活躍した社僧・文化人の松花堂昭乗ゆかりの庭園。露地庭や枯山水など趣のある庭を楽しめます。また、昭乗ゆかりの資料を展示する美術館も。
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京都𠮷兆 松花堂店
松花堂弁当
「松花堂弁当」は料亭「𠮷兆」の創業者が考案。松花堂庭園にある京都𠮷兆 松花堂店で美しい庭園を見ながら味わえます。