橋本氏神宮総代会
1. 狩尾神社
男山西尾埼狩尾山に鎮まるこの社の名は、行教和尚の夢記に「斗我尾」と記されており、石清水八幡宮が宇佐八幡宮より勧進される前に、狩尾社と称されていました。御祭神は、東に天照大御神、大己貴神、西に天兒屋根命の三神。平安初期に建立されるも応安7年(1374)に焼失。現在の社殿は慶長の造営で、江戸時代には三度(宝永・萬治・寛文)修復され現代に至ります。平成26年に重要文化財に指定されました。
2. 和氣神社
宝亀2年(771)和氣清麻呂公が宇佐神宮より勧請され、八幡社と神願寺(足立寺)を建立。平安初期に清麻呂公を祀る社として創建されました。奈良時代末期、清麻呂公は、僧・道教に無実の罪を着せられ足を切られて流罪となりますが、宇佐神宮で猪に助けられて治癒し、立身出世を遂げられました。この故事にちなみ、足腰はじめ諸病・学問・再起開運等のご利益高く近年パワースポットとして崇められています。
3. 猿田彦神社
猿田彦神を祀る神社。社の森の中には、東西に別れた夫婦石があり、岩倉になっております。岩倉とは神の住まわれる神聖な地であり、古くからお祀りしていたところです。八幡大神が男山に住まわれる前に山崎の地にて一夜過ごされ、発たれたところ、道中にて猿田彦が現れ、男山の峰にご案内されました。村人はこの話を知り、祠を建てお祀りしたのがこの地であり、以来、平野山の守り神として崇められています。
4. 稲荷神社
稲荷神社は古く荒神社・弁天社と併せ四人山の守り神とされてきました。ある時、日照り続きで米が捻らず、困り果てた村人こが地に集まって毎夜雨乞いをしました。その祈願が終わる夜、白髪の老人が現れ、「私は御食津神である。私を大切に祭れば、百年間は水に悩まされることはない」と申され、姿を消しました。村人は神のお告げ通り、稲のなる社として「稲荷神社」と名付け大切に守り、現在に至っています。
住所 | 狩尾神社 〒614-8322 八幡市橋本狩尾1 Google Map 和氣神社 〒614-8352 八幡市西山和気1-4 Google Map 猿田彦神社 〒614-8348 八幡市橋本東原27 Google Map 稲荷神社 〒614-8334 八幡市橋本西刈又33 Google Map |
---|