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2023/9/6

令和5年9月15日「勅祭・石清水祭」斎行

季節の情報

いよいよ10日後に迫った9月15日の「勅祭・石清水祭」。
今年はコロナ禍以来4年ぶりに本来の形で斎行されます。
生きとし生けるものの平安と幸福を願って執り行われる石清水祭は、上賀茂神社の加茂祭(葵祭)、奈良・春日大社の春日祭と並ぶ日本三大勅祭のひとつで、平安時代から千年以上にわたって受け継がれる石清水八幡宮の最も重要な祭儀です。
午前3時、山上の御本殿から神様をのせた御鳳輦(ほうれん)が、約500名のお供の列を従え、松明と提灯の灯りだけを頼りに山麓の頓宮殿へと下ります(神幸行列)。
午前3時40分頃、御鳳輦は山麓の二ノ鳥居前に達し、この日のためだけに建てられた絹屋殿に入ります(絹屋殿著御の儀)。
夜のとばりが白々と明け行く午前5時30分頃からは、勅使によって天皇陛下からの奉納品が奉献される「奉幣の儀」。
そして午前8時頃からは石清水祭の原点ともいうべき「放生行事」が始まり、放魚、放鳥の後、安居橋の上で“胡蝶の舞”が奉納されます。
“動く古典”とも称される厳かな行列は、午後5時頃、山上のご本殿に向けて出発(還幸の儀)、長い長い祭儀は、いよいよクライマックスを迎えます。
※写真は、2019年9月15日撮影。

【勅祭・石清水祭】

日時:令和5年9月15日(金)

場所:石清水八幡宮 山上・本宮~山麓・頓宮

日程:

午前3時/神幸の儀

午前3時40分/絹屋殿著御の儀

午前5時30分/奉幣の儀

午前8時/放生行事

午後5時/還幸の儀

詳しくは、石清水八幡宮のホームページを参照ください。