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2024/5/26

やわたの社寺めぐり~杉山谷不動尊・ひきめの滝~

季節の情報

5月26日(日)、観光案内所から近くの杉山谷不動尊の「ひきめの滝」に行ってきました。

厄除け不動として信仰を集める杉山谷不動尊ですが、ほど近くに「ひきめの滝」があるのはご存知でしょうか?

滝といっても小さな滝で、昔から行場としても知られています。

京阪 石清水八幡宮駅から5分ほど歩くと、杉山谷不動尊への鳥居に着きます。

ここからは、石段が続く山道をひたすら登っていきます。

先ほどまでの喧騒とは打って変わって、とても静かな山の景色になります。

この参道には、四季それぞれの花が見られます。行った日は春のシャガが終わり緑一面ですが、もうすぐ谷のあたりまで紫陽花でいっぱいになります。(5/26紫陽花は少し咲き始めていました。)

 

 

  

 

最初の大鳥居から登って、二つ目の鳥居をくぐると、右手に小不動尊と竜の口から水が出る手水鉢が現われ、正面に杉山谷不動尊の本堂が見えます。

 

  

 

 

ここで一旦立ち止まって左手を見ると、小さな鳥居と「ひきめの滝」の石碑が見えます。

ここが滝への入口です。

  

 

左側の鳥居から入ると、静寂の中に清らかな水音が聞こえてきます。

道なりに行くとすぐ鉄橋が見えてきます。

鉄橋を渡った建物には、滝修行の方が暖を取る小さな炉がありました

その建物から階段を降りると、修行の「ひきめの滝」にたどり着きます。

 

  

 

  

 

「ひきめの滝」は小さな行場です。

滝の音だけが響き、一種独特の空気を感じるとても荘厳な場所でした。

 

その後、杉山谷不動尊の本堂に向かいました。

本堂には、不動明王(杉山谷不動の秘仏)、両脇には善悪を掌る矜羯羅(こんがら)童子、制多迦(せいたか)童子祀られています。

本堂の隣には、十一面観世音菩薩堂もあります。

本堂の中にお世話の方がいらっしゃいましたので、お声をかけて中に入って参拝させていただきました。

 

   

 

今回は、杉山谷不動尊・ひきめの滝をご紹介いたしました。

駅前からたった5分で静かな山の自然に囲まれた寺院に参拝できるのも、八幡市の魅力の一つです。

ぜひ、自然豊かな八幡市におこしくださいませ。